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日本地震工學會の論文賞を受賞

2020.12.19 受賞?表彰

 本學地域防災研究センターの橫田崇センター長(土木工學科教授)が共著した論文「 2011年東北地方太平洋沖震の津波斷層モデルの再検討-津波関連観測データをフル活用した推定-」が、公益社団法人日本地震工學會の論文賞を受賞しました。

 2011年に発生した東北地方太平洋沖地震の津波斷層モデルとしては、これまでに多くのモデルが提案されています。しかし、これらのモデルでは一部の観測データは説明できるものの、GNSS(全球測位衛星システム)の連続観測データや沿岸の津波痕跡高分布を含めて総合的に評価されていませんでした。

 本研究では、沖合津波波形データ、陸域?海域測地データ、GNSS連続観測データおよび津波痕跡高データを用い、これらのデータを説明する津波斷層モデルを線形と非線形のインバージョン解析(初期モデルを與え理論波形を計算し、観測波形との差を最小化するようにモデルを更新することにより正しい解を求める手法)によって構築しました。その際、斷層すべりを與えるプレート境界面として、橫田教授らが提案した現実的なプレートモデルを用いました。解析の結果、地震発生から約1分後に宮城県沖で主要な斷層すべりが生じるとともに、巖手県沖の海溝軸に沿って地震発生から4分後までゆっくりとしたすべりが継続する斷層モデルが推定されました。

 同論文は、日本地震工學會理事會での審議により、地震工學および地震防災における學術?技術の進歩、発展に顕著な貢獻をしたと認められました。

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